鬱憤晴らし

Derby 2 Arsenal 6

Chelsea-ManUtdでManUが勝ってくれてれば2位に向けてだいぶ視界が開けたのにね、と今更言う。
課題があるとすると、丁寧に丁寧にパスを繋いで挙句エブエ(時々ベンドナ)が台無しにしてるシーンが結構目に付いたこと。点を取るには少しでもいいから質の高いチャンスを作るアプローチと、雑でもいいからチャンスになりそうなものをいっぱい作るアプローチとあって、前者がいつもArsenalのやってること,後者がビッグサムのいたときのBoltonがやってたことだと思うわけですが、エブエだけBoltonばりにメクラメッポウクロスを上げてるせいで彼を経由するとボール回しがまるっとムダになってるというか、最後のクロスがそんな雑なんならボール繋ぐのは時間の無駄なんだよ、と。時間掛けて質の悪いチャンス作ってしまうおかしなチームになってしまうわけで。
あと、エブエばっかり責めますが彼って得点を取れないのが気になる。4−4−2で強いチームってサイドハーフが点を取れないといけないと思うのですよ。今期のManUならクリロナだし、おととしまでのChelseaならJ.ColeとRobbenがいて、Arsenalだって優勝に絡んでたときはPires,Wiltord、Ljungbergといたわけでして。今のArsenalはHlebでさえシュートボタンが壊れがちでサイドに得点の予感がしない。エブエなんてチャンスの予感すら薄い。テオは例外ですが。来期に向けてはそこんとこなんとかして欲しいと思うのですよ〜。というか、テオをもっと使っていいんでないっすかね。
快勝した試合にさらに文句つけますが、守備もダービーに2点取られるってのはどうなんだろ。2点目とか、ガラスが誰かに怒ってたけど、ガラス自身もハンパな位置にいたような気が。前(デニウソン)も後ろ(ファビアンスキ)も相方(ソングビロング)も慣れないから大変だっただろうが、見苦しく周囲に当たるな。

と、まとまり無くスケープゴート探しをしてみたわけですが、ストライカー陣揃い踏みのいい試合でしたな。ManUとChelseaが揃って2連敗すればまだ優勝も可能だし、アデバも残り試合でハットトリック連発すれば得点王が取れるかもしれないトコロまで盛り返したし、テオがサイドに入ると縦への速さが出て試合自体もおもしろいし。