Roma日記26
CL決勝戦。相手はBarcelonaお互いのスタメンはこんな感じ
TeamRatingはアチラが1010、こちらが1018。まぁほぼ互角。ゲーム開始時からすっかり様変わりして残っているのはTotti、Riise、De Rossiぐらいのこちらに対し、あちらはJusus Navas、Lahm、De Geaが加わったぐらい。元のメンバーが強力ってことですなー。実際、Messiなんかはなんかもうとんでもないことになってたが。
さて、ChampionsLeague決勝というだけでも大きな意味を持つこの試合ですが、Romaにとってはさらに大きな意味を持っています。既にリーグは終了しており、残っている公式戦はこれとCoppa決勝だけ。Coppaは基本1.5軍で臨むことにしているため、1軍メンバーについてはこれが今季最後の試合。つまり、この試合は
偉大なるフットボーラー、Francesco Totti公式戦最後の試合
となるわけです。リーグ戦(だけですよね選手情報Clubsタブで表示されているのって)で588試合出場317ゴール、ワタシが指揮した4年間では前コンペティション合計で214試合175ゴールをあげたRomaの王子様の、引退試合となるわけです。一応、テスティモニアルは用意はしてますが。
以上を踏まえた上で、次の画像をご確認いただきたいと思います。
自らの引退試合を、CL決勝でのハットトリックというこれ以上とか考えられない形で決めるTotti先輩パネェ。マジパネェ。
得点は以下のとおり
1.キャプテンとしての後継者であるDe Rossiからの裏に抜ける縦パスに合わせて抜け出し、左足で流し込む
2.左サイドから上がった低いクロスをボレーで合わせる
3.ロスタイムにRiiseの長い距離のFKがバーに当たって下向きに跳ね返ったところを、豪快に蹴り込む
以上。相手にもチャンスこそあったものの我らがDF陣を崩すには至らず。試合は3-0で終了。まさにTotti on Stageでした。「もう1年!」とかTottiさんにお願いすべきところだが、何事にも終わりはあるのだよ。うん。去り際は美しく。王子様らしい感じじゃないか。
ちなみに、Tottiさんはこの試合で3週間の怪我を負ってしまい、「Coppaにもちょっとだけだそうかな〜」とか思っていた監督のスケベ根性を粉砕。また、Lazioとのテスティモニュアルも中止と相成りました。これもまた、Tottiらしいと言えるかw
来季からはTotti無しでの戦い。Eriksenという心強い後継者はいるし、Eriksenが今季までこなした右サイドハーフにはRamseyがいて未来は洋々のようだが、Witzelの契約問題、Taddei、Mexesといったベテランの処遇など頭の痛い問題があり、忙しいオフシーズンが始まります。