巴里日記16

明けまして3シーズン目。なにしろフランスは起動が早くて6/24とかにスーパーカップがセッティングされていて、7月に入ると速攻でリーグ戦と言う頭の悪い日程でして。2週間キャンプやったらプレシーズンマッチやる暇がほとんどねーじゃねーかと。でもまぁ、与えられた条件で戦うしか無いので細かいことは考えない。ではでは、スーパー杯までに決まった出入を。まずは出。単位は全部ポンド。

Coupet=引退
2シーズンに渡ってチームの躍進を支えた頼れるベテランが引退。一応1回か2回引き止めたんだけど、粘りが足りなかった。セカンドGKのZlamalは悪い選手ではないが凡庸であり、補強は急務。
Jallet=Toulouseに120万
右サイドの控え。前回書いた通りBoesnichが来てくれるので不要と判断。レギュラーのCearaがあっさり契約延長に応じたため文句なく放出決定でした。Cearaがゴネるようならそっちを放出だったんだけどね。
さようならHoarau=ManUtdへ1900万
来季で契約切れなので売り時なのだよ・・・週給7万とか要求されるのも困るし。チームのベストプレイヤーで、最近彼向きな戦術設定もわかってきて点もたくさん取ってくれた選手。まぁ替りは取ってくるからウチのことは心配せずに、ManUtdのユーロ杯でも助けてやってくれ。

Sessegnon=Spursへ950万
バーゲン価格。Hoarauとは逆に結局使い方がよくわからなかった・・・Player Levelが高いからLM先発で使ってたが、ほとんど得点に絡んだりはしなかったな。多少アシストがあったくらいで得点は2シーズンで5点ぐらいか? 苦しい展開の時に彼を下げてJorgensen入れて展開が一変、という記憶ばかり。まぁ乙。
Vlaar=Valenciaへ480万
Senderosが来たのとサイドが充実したので敢え無く放出。☆10の若手もローンから帰って来ちゃったし。1シーズン目は守備の要でありました。残して置いても出番は多少あったと思うんだが、それなりのクラブへの放出がせめてもの餞だと思って欲しいっす。あ、あとSalcidoも放出してます。どこにかは忘れた。

放出は以上。ここまでの動きが1週間以内ってのがサスガだなワタシ。動きが素早い。で、もともとの予算と合わせて4000万ポンドほど貯まったので大物も狙える状態。昨季時点で決まっていたSenderos、Boesnich、Bainsが加入でディフェンスラインは充実しているので、肝はGKとFW、LM。スケジュール的に余裕も無いしモタモタ待ってるとカップタイドが起きちゃうので「今はちょっとゴメンして」とか言ってる奴はすかさず無視し、すぐ来る準備のできている奴だけを狙う作戦で確保できたのはこんなメンツ。悪くないというか、大成功ではないか。

Joe Hart=ManCityから750万
こんな安くていいの?という気もするがゲーム内Givenがまだまだ元気だしね。24歳でゴールキーパーとしてはこれから伸びる時期なはず。☆は7つで才能も十分だろう。当然、Coupetの背番号1を引き継いでもらう。期待大。本命AdlerはArsenalに6月3日には引き抜かれてて、第二希望Akinfeevには「ちょっと待って」とか言われたという状況で第三希望と言えば第三希望なんだけど、第一・第二に劣っているのは実績と年齢だけだと信じて。
Andre-Pierre Gignac=Toulouseから1450万
25歳フランス代表。一度使ってみたかった選手。Hoarauと同じPenalty Boxタイプです。油の乗り切ってたHoarauよりちょいと能力落ちるが、ほとんどの能力が70超えてる穴のない選手で伸び代もありそな。背番号10を与えてエースとして遇します。万一上手くいかなくてもまぁErdingがいるし気楽にやってくれい。
Gonzalez=CSKA Moscowから1250万
どちらのゴンザレスさんですか?って話ですが、現実どおりCSKAにいるチレ代表選手です。Hondaの同僚ね。正直もう少しお金を積んでもいいからMarinとかEliaとかDzsudzsakとか欲しかったんだが、どちらも「ちょっと待って」状態でやむなし。でも彼は彼で非常に良い選手。Wingerタイプは今クラブに居ないし、どんな感じでシナジーを見せてくれるのか楽しみ。

今んとこ補強は以上。シーズン前に決まってたのと合わせて6人の主力級が加わったわけで良い補強と呼べると思うです。実際、Lilleとのスーパー杯では早速Gignacがゴールを決めてくれて好スタートを切ってみたり。

ちなみにこの試合では今期からキャプテンとなったvan derさんちのラフィ〜がハットトリック決めたりして、前途は洋々でございます。国内優勝は最早ノルマとして、CLは決勝まで行きたいなぁ。