ボロ日記26

Sampdoriaをホーム3-1、アウェイ1-2のトータル4-3で下した我等がBoro。CL準決勝の相手は昨年の覇者Lyon。Westermannと再開っす。ホームで行われた1stレグ、A.Keitaのゴールでリードされたまま終盤を迎えるも、Emnesの怪我以降唐突に目覚めたこの人がチームを救う

Downingのクロスにど〜んぴしゃりで飛び込んできたのはHelmes。CLでは8点目の得点でした。アウェイゴールを獲られての引き分けだからうちの劣勢には変わりは無いが、それでも負けと引き分けとでは全然違う。この働きっぷりはエースと呼ぶに相応しいものです。

で、折り返しセカンドレグはお互い中盤の潰しあいで厳しい展開となるものの、絶好調のHelmesがそんな空気を読むはずは無い。自陣深くまで攻め込まれたところからWheaterがボールを奪うとAquilaniにパス。Aquilaniの絶妙のロングパスにあわせて抜け出し、右足を振り抜く

これでアウェイゴールの差を解消。そして結局試合はこのまま1-0のまま終了し、Middlesbroughはチーム創設以来初のCL出場にして、決勝へ進出です。Helmesばかりを取り上げましたがもう一人貢献大を挙げるとすればIsaksson。2試合で21本のシュート(ウチ枠内5本)を浴びたが、Benzemaはじめ鋭い攻撃のLyonを1点に抑えた。というか、今期はIsakssonで勝ってる試合が多いったら。

あと、この間に行われたリーグ戦がNewcastleとのダービーマッチだったわけですがLyon戦を見据えて疲れている主力は容赦なく休ませて見たところ、見事2-3で敗北。ホームのファンの前で大失態。この勝ち点でNewcastleが降格ゾーンから脱出する手助けをしてしまったし。メンバー落とした自分が悪いんだけど。しかし同節、2位のChelseaがPortsmouthとスコアレスドローをやらかしたため、3試合を残して勝ち点差は10に。つまり

リーグ優勝決定です。クラブ史上初のトップリーグ優勝なんだから正直手放しで喜んでもいいんだけど、Newcastleに負けて、ってのは何か後味が爽やかでないね。来期はびしっと勝って決めよう。

そんなこんなで今期公式戦残り3試合まで進めた状況
・リーグ:37試合まで進めて27-6-4勝ち点87。EmnesとHelmesがともに20ゴール以上を獲り、Downingも18点取ってる攻撃陣もさることながら、37試合で24失点に抑えてしまっている守備陣、特にGKの働きが光ったシーズンでしたな。
・FA杯:Sunderlandを一蹴して決勝へ。相手はChelseaではなくSpurs。本当に今期はクジ運使いすぎ
・CL:上記のとおり決勝へ。相手はLeverkusen。

というわけでトレブルすら可能な状況となっております。ボロでトレブルとかどうなのよって話ですが、ここまできちゃったからにはしょうがない。FA杯もCLも凄く強い相手ととにかく当たってないということで恵まれまくりなのは否定できないんですが、なかなか出来ることでは無しできる時にはやっておこうという高いモチベーションで。