調子が悪くても勝てるのが強いチーム

Everton 1 Arsenal 4

別記事ではモイーズは「ウチの方がいいチームだった。ウチが勝利に値した。Arsenalのパスも封じていたし、ArsenalのゴールはArsenalっぽくないゴールだった。」と批判的。「いつもベンゲルが批判するタイプの得点(ロングボールからの得点)だ」なんて嫌味も。

でも、1点目、2点目ともにああいう点の取り方は今までのArsenalにない形。いきなりペナルティエリア内にいて巧みにボールを操りゴールを決めるクロアチアから来た背番号9。ダボール・スーケルをちょいと思い出した。背番号9ってスーケル→ジェファーズ→レジェスと残念な結果が続いていたけどああいう普段のArsenalと違う点の取り方ができる選手ってのはジョーカーとしてすっごく有用だよなぁ。プレミアリーグでは初得点だよね。これを機にどしどし得点をお願いしたい。アデバとかペルシとコンビを組ませて、「好き勝手やれ」って感じにするのも面白そう。というかパス回しにはやっぱり期待しないほうがいいみたいだし。

残念だったのはベントナ。一発レッドでも文句言えないよ。効果的に絡めない&交代させられそうで苛立ってたのかもしれないけど、あれじゃますます使ってもらえないだろうに。つーか、カーリングカップまでサスペンドされたら自分にとっても大損だろうに。あと、セスクも相変わらずいらんファウルでイエローゲット。いい加減学習してくれ。熱くなりやすいのはチームカラーでもあり、イングランド人不在若手だらけの中でもそれが受け継がれてるってのは喜ばしくもあるけど、これじゃMilanにいいようにあしらわれそうでちょっと不安だ。

何にせよ、強い相手にアウェイで勝利だからいっか。明らかに疲れてたアデバ&ロシツキを半ば温存しつつ点までとらせることができたってのも含めて収穫は少なくないし。