スポーツ中継のお話

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/992769.html
地上波のテレビ局は視聴率取らないといけないからね・・・
多チャンネルで5%も視聴率あったら大ヒット!みたいな欧米だと、視聴率が2〜3%でもやっていけるだけのビジネスモデルが出来てるんだろうし、取るべき視聴率が2〜3%でいいのならマニアだけ喜ばせてればいいわけで、濃い部分にフォーカスした番組を作れる。でも日本では実質5〜6チャンネルで視聴率争ってるわけで、10%以上の人を喜ばせないとビジネスとして失敗(他の番組を流した方がいい)になるし、スポンサーとしても他の番組に広告料を払った方がマシ。
サッカー放送で言えば、サッカーの濃いファンなんて10%も居ないんだから、いかにして普段サッカーに興味の無い主婦やらなんやらを動員するかが勝負になる。だからタレントやら絶叫アナやらお涙頂戴やら、門外漢から見て分かりやすい要素を取り入れざるを得ないのかなあと思う。それらはそのスポーツのファンから見たらしらける要素でしかないんだけど、TV局としてはほっといても見てくれる彼らにサービスするより、普段見ない人を取り込むためにやむをえないというか。
NHKのスポーツ放送だけはいい、ってことを言う人も居ますが、あれは視聴率取らなくても問題ないからだと思うのよ。
とはいえ、カメラアングルやらアナウンサーの勉強不足はいくらでも改善できるはずだし、タレント呼ぶにしてもちゃんと勉強させとけ、ってのは確か。
ちなみに、ワタシは基本的にスカパーでしかスポーツを見ない(下手すると日本代表戦さえ「実況がウザイ」という理由で見ない)ので、あんまどうでもいいです。