訃報〜バン・バン・ビガロ

Bam Bam Bigelow passes awayWWE Official)

新日で活躍「動ける巨漢」ビガロさん死す

クラッシャー"バン・バン"ビガロが死去。米国付け19日というからとっくに出回ってた情報なのか。今日の東スポで知りました

思い出を語ることが故人への追悼になると誰かが言っていたし、せっかくこういうチラシの裏を持ってるんだからいくつか。

思い出1.IWGPタッグチャンピオン
 yamadamaの記憶の中で最も強いタッグチーム。美化とかなくマジで印象として強烈でした。試合よりも入場後のパフォーマンス、ベイダーとビガロという巨漢ふたりが交差しながらすばやいロープワークをする画が強烈に記憶に残っています。あれは凄かった。リングのゆれっぷりがリアルな「プロレスの凄さ」を表現していたと思います。金曜日の夕方にプロレスやってたころの話。まだyamadamaはがきんちょです。

思い出2.キモ戦直前
 WARのビデオだったと思います。たしかムタvs天龍の試合がメインのビデオ。そのころyamadamaは友人の影響もあってプロレスのビデオを借りてきては見てました。その中でビガロは6人タッグタイトルかなんかの試合だったかな? 試合はちーとも覚えてませんが試合後、インタビュアーから「この後」について聞かれ「キモ?」と笑いながら返したのを覚えてます。慣れない試合にプレッシャーを背負って挑むデリケートな状況なのに笑いながらインタビューに答える。見かけによらずいい人なんだな、と思ったわけですよー

思い出3.スパイク・ダッドリー
 yamadamaのおうちにスカパーが導入されてSamurai!なんかを見てた頃っすね。あの頃はアニメチャンネルに見向きもしない立派な人でしたよそれはともかく、ECWもサムライchで放送されてて、ECWの過去の放送をプレイバックする番組がありました。その中で見たのがこの試合。ビガロがスパイクを客席に放り投げたり鉄柱にぶん投げて大流血させたりしてました。あんまりECWに免疫なかったこともあり、正直驚愕しました。今冷静に思い返してみると、ありえない体重差の試合で、下手なレスラーだとツマンネー試合になってたんでしょうが、さすがビガロは違うな、という一戦ではないかと。全盛期のECWという特殊空間のなかでしかなし得ない奇跡なのかもしれませんが。

慎んで故人の冥福をお祈りいたします。それにしても最近レスラーの早世が多すぎるよ。