赤と黒日記その10

楚人に楯と矛とを鬻ぐ者有り。之を誉めて曰く、吾が楯の堅きこと、能く陥すもの無し、と。又其の矛を誉めて曰く、吾が矛の利きこと、物に於て陥さざる無し、と。 
或ひと曰く、子の矛を以て、子の楯を陥さば何如、と。其の人応うること能わざりき。

−韓非子

出身地も詳らかでない通りすがりの人の質問に回答できず恥ずかしい思いをした楚の商人の無念を晴らすべく、SerieA第12節は最強の矛と最強の盾とが激突しての公開実証実験であります。

いまや世界最強のSTと言っても過言ではない、今季も11試合13ゴールと現実世界でのダメっぷりを俄然無視して突き進む最強の矛・我等がフンさんと、現実でもゲームでも最強GKの座に君臨し続ける最強の盾・Buffonさん(Juventus所属)の一騎打ち・・・と言ってもサッカーなんで11対11ですが。

楚の商人さんへの回答はこちら

カウンター発動→右サイドで裏に出たBeckがクロス→HuntelaarヘディングにBuffon届かず、という構図。結局試合はこのHunさんの同点ゴールで2-2引き分け。ホームだから勝ちたかったが、何しろまだ無敗。まだ首位なので問題あるまいと、そんなふうに考えていた時期が以下略。とりあえず公開実験の結果、楚の人は「Beckからいいクロスが上がれば矛の勝ち」って応えるといいということになったことを、慎んでここに報告するものであります。楚の商人さん、参考になりましたでしょうか。どーでもいいっすか。そうですね。

◆その後FIFAクラブなんとかカップが始まる直前(2010年12月半ば)まで進めた状況
・リーグ:14節終了。まだ無敗。Lazioもまだシーズン無敗で、年内最後の対決がLazio戦という、年末を飾るに相応しい無敗対決

・・・なんで2位と3位なんだ我々は。2敗してるFiorentinaが首位で、引き分けすぎ2チームによる無敗対決は2位3位対決という盛り上がらなさ。つか上のJuve戦含めリーグ戦4試合連続引き分けはやりすぎ。パタッと点が取れなくなった&逆転されない程度に失点するようになっちゃったんですよ。戦術を一回見直そうかなぁ。Turanとか明らかに生きてないし。フォーメーションはメンバー的に弄れないので、個人戦術を見直そう。
・CL:結局5勝1敗で首位抜け。ノックアウトラウンド一回戦はRangers。Qtrが目標なのでここは勝たねばだし、勝てる相手。
・コッパ:敗退済み
・FCWC:これから。とりあえず最初の相手はMonterreyというチーム。メキシコだっけ?

いじょ。次回はFCWCの結果か、一月の補強か、はたまた淡々と2月ぐらいの経過報告か