赤と黒日記その7

最初に謝っておきます。
空気読めなくてすいません。
何か思ったほどフォントが大きくならなかったのでもう一回謝っておきます。
ごめんなさい。

よし。では09-10シーズン終盤の我等がMilanの戦いっぷりをとくと。

公式戦5試合勝ちなしで迎えたリーグ第35節。4位につけるPalermoとの闘いは先制するも追いつかれる苦しい展開でしたが、75分に頼れるエースHuntelaarがZambrottaからのクロスをダイレクトで叩き込むナイスプレーで勝ち越しに成功。この渾身のガッツポーズ



これでようやく、1ヶ月ほど続いたダウンスパイラルから抜け出した我ら。続くFiorentinaとのホームゲームもPato吉の2ゴールで下して連勝。残りは2節。二位Lazioとの勝ち点差は5。次の試合に勝てば文句なし、引き分けor負けでもLazioの結果次第で優勝という状況にして向かうはGenova。最終節がJuventusといういや〜な日程なのでここで決めたいところなわけですが、そこんとこ選手も十分わかってる。開始直後から押し気味に試合を進め、12分、Hunさんの落としを叩き込んでVicenteがゴール!



静止している画だと欽ちゃん走り真っ只中かとつっこみたくなるようなナイスポーズではあるがコレで口火を切ると、後半にはSeedolf(Beckhamから途中交代・・・Beckham役に立たねぇ)が中押し点、仕上げにHuntelaarが駄目押しのリーグ32点目で完璧な一日を〆。SerieA制覇でございます有難う御座います。いや、序盤はどうなることかと思ったと言うか、予定通り3位ぐらいかなと思ってたので案外。Interが現実ではありえないレベルで躓いた(37節終了時点で6敗11分け)のが勝因といえなくもないですが。てか、CPUは全体的に引き分けすぎだ。

さて最難関と思われたリーグ戦も終わり、残すはCLとCoppaなわけです。まずはCL。決勝の相手はBayern Munich。決勝の舞台は・・・Bayernのスタメンの背後の画からお察しいただけるかな?小さいから難しいかな? とりあえず実際に2010年に決勝が行われる予定のハンブルグではありません



画像右手の半端な屋根、3階席まであるスタンド、上部の異常に急な勾配からまぁわかっていただけるかと。相手のBayernにとっては大変にイヤな思い出の残る土地。あ、そういえばベンチにベッカム連れてきてるぞウチ。ロスタイムにCKとかあると面白いんだが

とか外野の思惑は他所に、試合は膠着して一歩も動かない展開。相手のダブルボランチにPirloを潰されて中々チャンスが作れないこちらと、あちらもゴール前でMario Gomezが孤立がちで、有効なチャンスが作れない。そんな前半。
後半70分過ぎ、アチラは立て続けにこんな感じの交代を敢行

Badstuber、Altintop、Riberyを下げてシュバさん、Ottl、Toniを投入。システムを4-4-2に変更してきた。対してこちらは、動きがイマイチな上にいらないタックルでイエローまでもらってしまったPato吉を下げ。投入するのは今季リーグ戦途中出場だけで9点も取ってるスーパーサブ、Dmitriy Sychev。相手のシステム変更でPirloへの負担が軽くなってるといいなぁということでシステムはそのまま。というか、他のシステム試したことも無いしな。で、この采配がズバリ



81分、Pirloがボールをサイドに捌きSeedorfへ。ボールを受けたSeedolfはゴールに向けて球足の速いスルーパス。これに投入されたばかりで元気いっぱいのSycehvが走りこみ、流し込むようにしてゴールゲット。満員のCamp NouにアピールするSychevが上の画。で、そのまま1点を守りきってCL制覇を達成。コレで2冠

続けて5月最後の水曜日はRomaと一発勝負のCoppa決勝。「負けてくれないとBlogが書きづらい」とか思いながら観戦してましたが、選手達はそんな監督の邪まな願いを聞くはずもなく



CL決勝でイマイチだったPato吉が見事な(という割には画像ではあさって向いてるが)ダイビングヘッドを決めたりして2-0。はい、冒頭謝ったのはコレです。早々にトレブルやっちまいました。我ながら厨臭いと思います。ホントに。どうしよっか。どうもしないけど。来年もMilanでやるし。寧ろMilanで楽しいのは選手を入れ替えまくらなければならないココからだし。