赤と黒日記その6

時は進んで2010年4月末。リーグ戦は首位対決Milan vs Lazio。
前回の日記後2試合あってウチは2連勝、対してあちらは2連続引き分けで勝ち点差が5と今シーズン最大に開いた状況で迎えたこの試合。勝って8ポイント差にしてしまえば一気に視界が開ける、とまぁそんな状況。試合を分けたのはこの得点

VicenteのクロスにPato吉が体ごとつっこんでヘッドを決めるの図。今シーズン14ゴール目。この後一旦追いつかれるものの、エースHunさんの2ゴールで3-1。終盤にVicenteがレッドカードもらってしまったのが余計と言えば余計だが、まぁ上出来だろう。McGeadyを使ってやれるし。3位のInterも負け分け負けと絶不調で上がってこず、残り7試合、勝ち点差は8に。まだPalermoとかJuventus(最終戦)とか厳しい相手も残ってるが、取るべきゲームを取っていけば優勝いけるでしょ。

一方CL。Rangersはトータル5-2で軽く一蹴し、準決勝の相手Real Madridも敵地Bernabeuでこの勝利

Pirlo(画面左側の赤黒ユニ)が3点目を決めて止めを刺すの図。Pato吉がオフサイドのような気もするがプレイに関与してないってことでひとつ。

絶好調だぜ!我々を止めるものは何にもないぜ!って状況なんですがここから暗転。リーグCagliari戦でスコアレスドローをやらかし、Real Madridとの折り返しは前半20分の時点でこの状況

Benzemaに決められ2-0とされるの図。早くもリードは1点だけ。この後は押したり引いたりな展開だったわけですが、頼れるHunさんがゴールを決めてくれ、相手の点をBenzemaのもう1点だけに抑えて1-3で試合を終えることに成功。トータルで4-3。危うい試合だったがなんとかなった。決勝へ進めました。
しかし一度コンフィデンスが落ちたりすると見事ダウンスパイラルにはまるのがこのゲームのいいところ。Cagliari戦からの結果はこう
・Cagliari(リーグ戦)・・・0-0
・Real Madrid(CL)・・・1-3
・Catania(リーグ戦)・・・1-2(またMorimotoに決められた件)
・Inter(コッパ)・・・2-2
・Sampdoria(リーグ戦)・・・2-2
見事5試合勝ちなし。8ポイントまで開いていたLazioとの差はまた3まで逆戻りで、ここから先は厳しい相手が続く過密な日程。結構ピンチといえばピンチ。しかしコッパはトータル3-2で勝ちぬけてるし、CLももう一方の組み合わせがBarcelona-BayernでてっきりBarcelonaだと思ってたが、トータル4-0でBayernなんだそうで、、、まだ運はある。トレブルとなるか無冠と終わるか、図ったようにギリギリな展開でなかなかいい感じ。ManUもトレブル達成の時はかなり危ない試合の連続だったし、去年のBarcelonaだってChelseaとのCLでかなり負ける寸前だったわけで。こういう緊張感がトレブルという偉大な結果を生むのだ。ということにしておこう。正直、初年度からトレブルだとやることなくなるんじゃね?という気もしてしまいますが。