緑日記その11

昔の人は偉いことを言うもんでして、誰だったか忘れましたが「人間は起こりうることしか予感しない」んだそうで御座います。たとえば「このプレゼン資料を部長に見せたら凄く怒られそうな気がするなぁ」という予感を持った挙句やっぱりこっぴどく怒られる、ってのはサラリーマンなら誰しも経験あることだと思いますが、つまりコレは予感が当たってるわけです。だからってその人の感が鋭いのかというとさにあらず、「このプレゼン資料を部長に見せたらアメリカが宇宙人と戦争始めそうな気がする」なんってな予感をする人はいないわけでして、要するに予感っていうのはそれまでの経験とかそういったものを脳がなんとな〜く処理した結果なんだそうで。コレを逆手にとって「駅で一億円拾いそうな気がする」ってな予感をリアルに感じられることができるようになれば、一億円を拾う確率だけは普通より上がるんじゃないか、なんてことを言う人もいますが。

うん、噺家風に枕を置こうとしたんだけど失敗したな。何でこんな話かというと、前回の日記の末尾に書いた「ウチのWiese君は1点取られるとどどっと崩れる傾向があるような気がする」という予感がまさしく的中したから。

HSVとのダービーマッチ、2点リードしたところから後半開始早々にWieseのお家芸ポロリで1点差とされるとそこからまさにダウンスパイラルな感じであっという間に3失点。攻撃も全く振るわなくなり同点に追いつく気配もなし。Diegoの得点が開始3分、そこから前半は快調に攻めてBarryの鬼ミドルで2点目を取ったときは「開幕6連勝もらったも同然」みたいな感じだったのになぁ・・・。正直、Frings⇔Jesus Navasの交代が全部悪いような気がしますが、Frings3日前のPokalでフル出場だったから休ませたかったんすよ。それでJensenにDMをやってもらって、右サイドにNavasを入れればNavasとの「何回か途中出場させる」って約束も満たせるし、Fringsも休ませられるし一石二鳥♪とか思ってたんですがね、甘かった模様。

そんなわけでリーグ12試合目まで進んだ時点での状況
○リーグ戦:9勝1分け2敗首位。負けはHSVと、ゲーム内ではやけに強いぞArminia Bielefeld。Hoffenheimとの引き分けも含めてここまで勝ち点を落としている試合は全部アウェイ。つまりホーム全勝。そんなわけで当然首位。しかも今期はBayernが昨季以上にもたもたしていて目下11位という他所ごとながら心配な順位。2位はLeverkusenですがここ4試合DdDlという成績で一気に勝ち点差が開いていっている。このままだと独走になりそうな気配。
○Pokal:2回戦まで終了。格下相手を引けているので問題なく3回戦進出
○CL:Arsenal,Bordeaux,Olympiakosという厳しいグループだったはずが4試合終えて全勝というばか強さを発揮中。勝ち点が12-6-6-0で6点の片方とは対戦が終わっているので勝ち抜けは決定。もう1ポイント取れば1位抜けも確定。残りに試合は若手というか普段ベンチで不満ためてる連中に出番をあげる場にしてしまおうかと思案中。

以上のとおり俺ツエー状態を満喫中。たまに負けた試合の画像だけをここに貼っているというよくわからん状態。いや、勝った試合貼っても大して面白くないので。にしても目下のところはチームが勝つ⇒調子があがる、Confidenceが上がる⇒ますます試合で力を発揮、といういい流れに今チームが入っているという感覚です。実力以上の結果が出ているというか。特に攻撃陣が絶好調で現在リーグの得点ランキングは上からDiego,Rosenberg,PalacioというわれらがBremenのワンツースリー状態。Barryも相変わらず要所要所で点を取ってくれてるし、向かうところ敵なし。破竹の勢い。問題はこの流れがいつ止まってしまうかと、とまったときに持ちこたえられるかどうか。昨季はManUに負けたところでがくっと調子が落ちたからなぁ。そういうこともあって負けてもかまわん試合には負けても大勢に影響ない控えメンバー中心で行きたいと思うわけですが>CL

次回更新予定:2009-2010シーズン前半の総括