Valencia日記その19

新コーナー『あの人は今』。Arsenalユース出身でいっときはAston VillaのレギュラーGKだったこともある(けど現在は第三GKになってしまっている)Stuart Taylor選手(28)

なんとJリーグはYokohama Mに所属。ご活躍の模様。Jのクラブとしては破格の週給12,500ポンド(年俸に直すと8000万円超?)ですって。ゲーム内ではニッサンの景気がいいのだろうか。

特に広がらない小ネタはさておき、我らがValenciaの状況。リーグ戦は14節まで終了して12勝2敗で首位。敵も味方もとにかく点が入るせいでなかなか引き分けません。第14節Deportivoとのダービーマッチなんかは1-1のままロスタイムに入り「今期リーグ戦初の引き分けか?」と思ったところで、チームの重鎮Eduさんが一仕事

コーナーキックからのこぼれだまをボレー一閃叩き込むの図。ホームのファンに劇的なダービーマッチ勝利を見せることに成功。この試合は先制された上、Villaのシュートが珍しく枠に飛ばずに苦しい展開だったものの、CKからMarchenaの押し込みと上の通りEduの一仕事、コーナーからの2得点で逆転勝利でした。主役がダメな日は脇を固めるいぶし銀が輝く。いい感じでチームが回っております。ちなみに次のリーグ戦はReal Madridとの大一番なので、今度は主役であるVillaに頑張ってもらわねばならん。

一方CLの方は予想外の展開に。5試合終えた時点での順位表がこちら

ライバルと思われたMilanがここまで1勝1分け3敗と絶不調なのに対し、Bordeauxがめちゃめちゃ強くて4勝1分けでトップと言う状態に。かく言うわれわれもBordeauxには2試合やって2試合とも負け(ホーム0-3、アウェイ2-5)てたりして。そんなこんなで実は1試合を残したままウチは2位抜けが確定。最終節Milan戦(H)は一つ手を抜いてやってもいいことに。というか、すぐ後がReal Madridなんてことになってるので主力は基本休ませるとします。Baraja以外。いや、Barajaが何か悪いことをしたって訳ではなくて、BanegaがBordeaux戦で早くも今季二度目の退場を喫しやがってCMの選手が足りないから。

なんとなく最近考えるのは「ウチは1トップ+2シャドーに弱い」ということ。いや前々回エントリのBarcelona(Palacio+Eto'o,Henry)とかUEFA Super CupのManU(Rooney+Andersson,Scholes)とか上のBordeaux(Cavenaghiの下にBen ArfaとWendellという布陣でした)とか。基本前がかりでやってるのでどうしても3人がゴール前に入ってくると相手が1人余っちゃうのが難題。今のところDFラインの設定を高くしてスペース消すことで対処してますが、かえって裏を取られやすくなってるんじゃないかという疑いもあり。こりゃどうすりゃよかんべかね。